HOME > フクシ情報広場

広報

2013-04-08
フクシメディカルたより1号

「近頃どうも身体の動きが鈍く、また力が出なくなった」
という自覚はありませんか?
~「ロコモティブシンドローム」(運動器症候群)について~

骨や関節、筋肉、神経など身体を支えたり動かしたりする器官を総称して「運動器」と言います。この「運動器」の機能が加齢や病気などで衰えて、要介護・寝たきりに将来なる可能性が高くなる状態を「ロコモティブシンドローム」(略してロコモ)と言います。

日本人の平均寿命は90歳近くになり、以前に比べ長い間「運動器」を使う時代になりました。運動器の障害は50歳以降に多く見られています。自分の運動器の状態を知ってロコモを防ぐように心がけましょう。

まずは「ロコチェック」をしてみましょう。

以下の動作のうち1つでも該当するとロコモの心配があると言われています。

では、ロコモ予防のためにトレーニングを行ってみましょう。

ロコモーショントレーニング(ロコトレ)はロコモのレベルに合わせて行う必要があります。自分に合った安全な方法で先ずは開眼片脚立ちとスクワットを始めましょう

「トイレが近い」と感じることはありませんか?

寒くなると誰でもトイレの回数が増えますが、季節に関係なくトイレが近いために外出を控えたり、睡眠不足になっていませんか?

頻尿の原因は様々なものがあります。
男性の場合は、50代以上になると尿道を取り囲む前立腺が肥大
して尿道を圧迫し1回に尿を全部出せなくなり頻尿になります。
この他にも尿管に結石があるとその刺激が膀胱に尿が溜まった
サインとして間違って脳に伝達され頻尿になります


女性の場合は、尿道が短いので細菌が入りやすく細菌性膀胱炎が原因となって頻尿になります。


性別に関係なく多いのは多飲(水分の取り過ぎ)です。成人の尿量は1日1リットルから1.5リットルなのでこれよりも尿量が多い場合は、多飲が考えられます。


また尿意がないのにトイレに行かなければ気が済まない心因性の頻尿や睡眠障害(不眠症など)のために頻尿になっているケースもあります。


このように頻尿の原因は様々ですが最近、男女とも多いのが「過活動膀胱」です。
「過活動膀胱」の主な症状は以下の3つです。

急に我慢できないほど
強い尿意が起こる
(尿意切迫感)
排尿回数が多過ぎる
(頻尿)
尿意切迫感と同時か
その直後に尿が漏れる
(切迫性尿失禁)

3つのうち【尿意切迫感】に加えて他のどちらかの症状があれば「過活動膀胱」と診断されます。「過活動膀胱」の原因はパーキンソン病や脳血管疾患、脊髄障害などの神経因性のものと、それ以外の非神経因性のものに大別できます。
非神経因性の原因で代表的なものは【骨盤底のゆるみ】と【加齢による自律神経機能の低下】です。

頻尿を改善するケアと治療

「排尿日誌」を付けましょう!
排尿のたびに計尿カップで尿量を測ってその数値とその時間を書き留めたものです。
日誌をつけるメリットは
 ①1回の排尿量と1日の排尿量が分かる。 1回量:200~300ml 1日量:1リットル~1.5リットルこれより多ければ多飲が原因と考えられます。
②起床後の最初の尿は膀胱に溜めておける最大の尿量なので、それより少ない場合は我慢できるのに尿意を感じてトイレに行っていることが分かります。
③計量の際に尿を見るので尿の状態や病気のサインが分かります。
濃い色の尿は濃縮尿といい、水分の摂取不足を表しています。
濁っていたり血が混じっていれば、細菌性膀胱炎や尿管結石などが疑われます。
④尿トラブルの頻度の多い時間帯に訓練を合わせることも出来ます。

「膀胱訓練」をしましょう
   尿意を我慢する練習を短い時間から始めて少しずつ
   時間を延ばしていきます。 
   最初は5分くらい我慢して10分、15分と徐々に延ばし
   最終的には2~3時間我慢出来るようになれば目標達成です。


「骨盤底体操」をしましょう
   尿道を引き締める力をつけましょう。骨盤底筋を鍛えて臓器が下がるのを防ぐことで尿道を締め、尿漏れの症状を改善できる可能性があります。過活動膀胱に効果があります。
   尿道・肛門・膣をぎゅっと締めたり緩めたりを2~3回繰り返します。
   次にゆっくりぎゅっと締め3秒ほど静止し、ゆっくり緩める。これを2~3回繰り返します。
   1回5分程度から始めて10分~20分まで徐々に増やしましょう。


 
▲このページの先頭へ