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2012-04-23
北区探訪
石躍 胤次(いしおどり たねつぐ)さん
 飛鳥山公園(1)
 
「北区の花」は、サクラです。北区内いたる所に桜並木やさくらのある公園がありますが、その代表はやはり『飛鳥山公園』です。(JR王子駅すぐそば)
飛鳥山公園 飛鳥山公園
 

飛鳥山は、明治6年太政官布達により国から指定された日本で最初の「公園」の一つです。
江戸時代、紀州の殿様徳川吉宗は、八代将軍となり江戸にまいりました。
そして、享保の改革として知られる政策を矢継ぎ早に断行しました。吉宗は、江戸庶民のレクレーションの場所・行楽の地を作ろうと考え、かつての領主豊島氏が熊野の飛鳥明神を勧請しお祀りしている王子に、サクラ1270本を植栽し、同時にカエデや松なども植えて、一帯を整備開発しました。元文3年(1738年)歌舞音曲、飲食、仮装も自由の飛鳥山が庶民に一般公開されました。
飛鳥山風景日本橋から二里(約8km)、近くに王子権現や王子稲荷神社もあり、茶屋が並び江戸の郊外の格好の日帰り遊楽地として、大いに賑わいました。吉宗自身この地を愛し、度々訪れておりました。

 明治・大正時代には、渋沢栄一氏別邸が出来たり、多くの外国人も来てこの辺りの美しさを称賛しています。そして、現在も区民・都民のサクラの名所として愛されています。
 
公園内には、いくつかの石碑があります。都の旧跡「飛鳥山碑」は、飛鳥山の由来や吉宗がここを整備して庶民に開放したことなどが、難しい漢文で書かれており、元文2年(1737年)近くの金輪寺の住職が建立しました。
江戸川柳に「何だ石碑かと ひとつも 読めぬなり」
「この花を 折るなだろうと 石碑みる」などがある。
 
また、佐久間象山の「櫻賦の碑」や近世三老農のひとり「船津伝次平の顕彰碑」などもあります。「北区立飛鳥山博物館」「紙の博物館」「渋沢史料館」の三つの博物館もあり歴史・文化を学ぶこともできます。
平成21年 モノレール「アスカルゴ」が運行し、人気を博しています。

飛鳥山碑 モノレール アスカルゴ
 
 
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